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2009-02-08 [日記]

「せかいでいちばん おかねもちのすずめ」エドアルド・ペチシカの原作にクルテクのシリーズでおなじみのミレルさんが絵を描いた絵本です。ミレルさんの絵がステキすぎます。

主人公は、ちょっとよくばりであたまの毛がぼさぼさな、すずめのぼさぼさくん。けしのみパンを見つけたぼさぼさくんは、パンをひとりじめしてひとりだけ満腹に。すると今度は、麦をたくさん詰んだ列車を発見。欲深いぼさぼさくんは、道にこぼれた麦ではなく、運搬中の麦の山に飛び込むと、「せかいでいちばんたくさんのむぎを持つ、せかいでいちばんおかねもちのすずめだぞ!」と、大喜びします。しかし、おなかがいっぱいになるとひとりぼっちになってしまったぼさぼさくんは、だんだんとさびしくなってきて…。

「わたし」谷川俊太郎さんが文章を書き、長新太さんが絵を描いた絵本です。さすが谷川俊太郎さん!っと思わせる一冊。

わたしは、男の子から見ると、女の子。赤ちゃんから見ると、おねえちゃん。おにいちゃんから見ると、いもうと。見る人によって、「わたし」は変わる。さっちゃんから見ると、お友達 だし、先生から見ると、生徒。キリンから見ると、ちび だけど、アリから見ると、でか。知らない人から見ると・・・?

置かれた立場によって、自分の存在が変わってくるというのが、とてもわかりやすくて面白いです。小学生の子どもでも十分に楽しめる面白い絵本です。前に小学生の姪っ子と一緒に読んだのですが、かなりウケてました。4歳くらいからってとこでしょうか。

「おばけがこわいことこちゃん」はうちのこのお気に入りの絵本です。おばけがとてもこわいうちの子にぴったりの絵本です。

こわがりのことこちゃんは、おばけがこわくて、夜、ひとりでトイレに行けません。だから、おねしょをしてしまいます。そんなことこちゃんが、ある日、おばけの人形をひろいます。その人形に「ドロン」と名前をつけたことこちゃんは、勇気を出して、ドロンと一緒に夜のトイレに行ったのですが……。
2008-10-07の日記にも触れてますのでよかったらそちらも見てください⇒「田中清代展に行ってきました」
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