ここんとこ読んだ絵本 その１

この最近、仕事が忙しかったり、何かと時間が取れなくて読書記録を付けそびれていたら、えらくたまってしまいました。反省。

「かさもっておむかえ」
雨の日に傘を持ってお迎えというシーンを最近見なくなった気がします。雨の日に車でお迎えってのが多いですよね。あと、ビニール傘がどこでも買えるし、わざわざ迎えに行かなくてもって感じでしょうか。
このかおるちゃんは、駅まで一人でお父さんのお迎えに行くのです。なかなかお父さんに会えなくて、途中不安になってしまって、涙がひとつぽろんとおちました。ようやくお父さんに会えたとき、新しい涙がふっくふっくと溢れてくるのです。涙が出る表現がなんともステキです。不安で仕方ないときに一つぽろんと落ちるというのもいいし、お父さんに会えてホッとしたときにふっくふっくと溢れてくるというのも、とてもよく心情を表していてとてもよかったです。
長新太さんの古い絵柄もステキです。

かさを持っておとうさんをむかえにいったかおるは、駅でふしぎなねこにであいました……。日常の体験を通して、子どもの空想をぐんぐん広げていく絵本です。

「エルフ、がっこうへいく」
オランダの絵本作家ハルメン・ファン・ストラーテンの絵本です。シリーズものの2冊目です。ラフなペン画と、淡い水彩で描かれる絵がとても特徴的で美しいです。ハルメンさんについて、以前に触れてますので、よかったらそちらもあわせて見てください。 こちら→2008-05-26

ちいさな象の消防士、エルフは今日から学校へ通います。学校で火の消し方を教わるのだと勘違いしていたエルフと仲間たちでしたが、やさしい担任のハネロール先生と出会い、学校へ行くのが楽しみになります。

「うさこちゃんのたんじょうび 」
息子のお誕生日に読んだ絵本です。お誕生日だから、お誕生日の絵本が読みたいとせがまれたので、この絵本をチョイスしました。去年のお誕生日はたしか「こねこのチョコレート」を読んだかな。
ミッフィーのお誕生日にお友達やおじいちゃん達がお祝いに来てくれます。いろいろプレゼントをもらったり、遊んだり、お誕生日の楽しい一日の絵本です。

きょうはうさこちゃんの誕生日。お父さんお母さんがお祝いしてくれます。お友だちもあそびにやってきます。

「ジョンのたんじょうび」
これも息子のお誕生日に読んだ絵本です。
お誕生会に招待された女の子のお話です。お誕生日の子が主役な話じゃなかったから、ちょっと誕生日読むって感じではなかったですけど…。お誕生会に招待されて、とても楽しみにしてプレゼントを選んだり用意するのだけど、いざプレゼントを渡す段になると、あげたいようなあげたくないような気分になって、渡すのを渋ってしまう。ほんとに子供にありがちな行動ですよね。そういう細かい心情が描かれていて面白いです。
大好きなヘレン・オクセンバリーの絵本です。

きょうは、ジョンのたんじょうび。プレゼントを用意して、きれいにつつんであげよう。イギリスの人気絵本作家オクセンバリーの、小さな子向けの心やさしい絵本。

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