SSブログ

ここんとこ読んだ絵本 その2 [日記]

ないた「ないた」
一日一回ぼくは泣く。大人はなんで泣かないんだろう。子供の立場から見た絵本ですが、実は大人の立場から着想を得た絵本のようです。作者の中川ひろたかさんの書かれた文章によりますと、中川さんは子供のころとても泣きむしだったそうなのです。毎日泣いていたのだけれど、大人になってからはあまり泣かなくなりました。でもほんとは毎日泣ける子供に憧れているのです。すぐ泣けるということは、とてもすごいことなのにできなくなってしまった。そんなことを考えてこの絵本を描いたそうです。
大人はどうして泣かないのかな? そんな子どもの素朴な疑問を描いた絵本!

のらさんと5ひきのこねこたち「のらさんと5ひきのこねこたち」
「わたしのワンピース」でお馴染みの西巻茅子さんの絵本です。かわいらしい子猫たちを見て、うちの息子はネコちゃんが飼いたいネコちゃんが飼いたいと言いながら読みました。5ひきいるのらさんの子猫のうち、黒猫ちゃんが気に入った息子は、この子が最後まで誰にももらわれなければいいのに!っとハラハラしながら読んでおりました。すぐにもらわれちゃったんですけどね(笑)
キャンバスに描かれているのかな?キャンバスの風合いを残して、さらりと描かれた絵が印象的です。

「お名前を付けてもらうってことは、そこの家の子になるってことなのよ」野良猫ののらさんは、空き家の庭で生まれた5匹の子猫たちを連れ、おうちを探して歩きます。優しいおばあさん、猫好きの魚屋さん…と、一匹ずつ飼い主が決まっていきますが、一番ちびちゃんが残ってしまいます。

ボイジャーくん「ボイジャーくん」
息子のお誕生日にプレゼントでいただいた絵本です。ずっと気になってはいたけども、微妙に高くて手が出にくかった本です。うれしい!
ボイジャーくんはとてもかわいらしかったです。ボイジャーくんの口調が、こちらに語りかけてくれてるような、ひとりごとのような…絶妙なリズムで心地よいです。背景には宇宙の静けさが感じられ、ひとりぼっちのボイジャーくんのことを思うと、なんだかちょっと切なくなりました。遠藤賢司さんが文章を書いて、荒井良二さんが絵を描いているのですが、荒井良二さんの絵がほんとにピッタリです。

宇宙一のCDつき絵本が誕生!純音楽家・遠藤賢司と純絵本作家・荒井良二による夢の純コラボレーションが実現。エンケンの温かな歌詞の世界が、荒井良二の迫力満点の絵と出会い、心にしみてきます。未発表音源CDつきLPサイズの特大傑作絵本!!

フレデリック―ちょっとかわったのねずみのはなし「フレデリック」
我が家はレオニの絵本の中で、特にねずみの絵本が好きなので、ねずみの絵本ばかりあります。レオニの描くねずみはどうしてこんなにかわいいのでしょう。サイコーです。そして、そのねずみの中でも、この詩人のねずみは、これまたかわいらしいのです。

牧場に沿った石垣の中に、おしゃべりのねずみの家がありました。お百姓さんが引っ越してしまったために、納屋は傾き、サイロはからっぽに。おまけに冬が近づいています。 のねずみたちは冬に備え、せっせと食べ物を蓄えました。 でも、フレデリックだけは別。 どうして働かないのかと聞く仲間達に、フレデリックは 「色を集めてるんだ。冬は灰色だからね。」 「おひさまの光を集めてるんだ。」 「言葉を集めてるんだ。話のたねがつきてしまうから。」 と答えます。 冬が来て、楽しく過ごしていたのもつかの間、食べるものが尽きて、おしゃべりをする気にならなくなりました。 「フレデリック、君が集めたものはどうなったんだい?」 そこでフレデリックはせきばらいをすると・・・。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。