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2010-02-07 [日記]

風邪ひいてて、早く布団に入らせるから、絵本を読む冊数が増えてます…。油断すると、もっともっとと際限なく要求してくるので大変です(笑)

昨日の夜に読んだ絵本
「ジルベルトとかぜ」
風が吹くときに起こる様々なことを、うまく表現している面白い絵本です。たとえば、かぜはせんたくものとあそぶのがすき。まくらカバーをふうせんみたいにふくらませたり、シーツをゆすったり、エプロンのひもをねじったり、せんたくばさみをふっとばして、ほしてあるふくをきようとする。なんてとても面白い表現ですよね。それから、かぜはかさがすき。いつだかあめがふったとき、ぼくがかさをさしてたら、とろうとしたんだ。でもはなさなかったら、こわしちゃったんだ。ってのも面白い。他にもシャボン玉を吹くときや、凧をあげるとき、落ち葉をはいているときなど風が吹くいろいろなシーンでの風とジルベルトとのやりとりが面白いです。色数を抑えて表現されたエッツの絵も本当にすばらしいです!

ジルベルトは風と友だちです。ふうせんや凧やおもちゃの船や、風車やシャボン玉を使って風と遊びます。でも、時には風のせいで困ったこともおこります。子どもたちの心にしみ通る、 味わいの深い絵本です。

よかったねネッドくん「よかったねネッドくん」
とても面白い絵本です。運がよかったり悪かったり、スリルが連続の大冒険。「よかったね~」の後は必ず「でも たいへん!」っと大変な事態になってしまうのです。もうその大変さったら・・・。大人も子供も盛り上がれる絵本です。「よかったね~」のときはカラーで描かれ、「でも たいへん!」のときはモノクロで描かれている対比もわかりやすく面白い表現です。

ある日、ニューヨークに住むネッドくんにパーティーへの招待状が届いた。よかったね。でも、たいへん、パーティー会場は遠いフロリダ。……よかった、友だちが飛行機を貸してくれた。でも、たいへん! 飛行機は途中で爆発。……よかった、飛行機にはパラシュートがついていた。でも、たいへん! パラシュートには穴が開いていた。……よかった、下には柔らかい干草の山。でも、たいへん! 干草の山にはとがった草かきが……。

「いどにおちたぞうさん」
エッツのほのぼのとかわいらしい絵本です。いどに落ちてしまったぞうさんを助けるために、いろいろな動物がかけつけます。最初はうまが来て、そして次はうしが来て、やぎ、ぶた、ひつじ、いぬが来てぞうさんを引っ張ります。でもぞうさんはいどから出られません。そして、ねずみが助けに来たときみんなは笑うのですが…。小さな力を侮ってはいけないという教訓めいたお話ですが、押しつけがましくなく、さらりと楽しく読める絵本です。エッツの絵がとてもいいです。

ある日、こどものぞうさんがいどに落ちてしまいました。動物たちが次々とやって来て、ぞうさんを助けようとしますが、ぞうさんはいどから出られません。 そこに、ねずみがやってくると…

まるさんかくぞう「まるさんかくぞう」
表題の「まる さんかく ぞう」にはじまり、「ぞう ふね さんかく」「ぞう ぞう しかく」「さんかく かお しかく」「まる ばす しかく」「ぼうし ぼうし ぞう」など、面白いものがたくさんです。見た目ですぐにわかるので、字が読めない子供でも絵本が自分で読める気分です。赤ちゃん絵本ですが、少し大きな子でも面白いと思います。大人が読んでも面白いですから。

新しいあかちゃん絵本ができました。まる、さんかく、しかく。さんかく、ぞう、まる。鮮やかな色と、斬新なデザイン、シンプルな言葉と絵。色と形の認識がまだ未完の赤ちゃんが、認識しやすい色と形、ことばの絵本です。

まくまくんの かいがいりょこう「まくまくんの かいがいりょこう」
「まくまくんのかいがいりょこう」は大好きな合田経郎さんの作です。どーもくんやこまねこで有名な方です。まくまくんもほんとにかわいいです。旅行の準備をしているあの子。自分は留守番なのかな~っと、まくまくんはしょんぼり。もし自分が旅行に行ったら・・・といろいろ思いをはせてみるのです。いろんな場所で撮った記念写真風のスナップがほんとにかわいくてステキです。

NHK「みんなのうた」で放送された「ぼくはくま」の人気者まくまくんが、海外旅行に出発!? 現地撮り下ろしの写真に加え、最新アニメーションの名場面がいっぱい! 子どもも大人も楽しめる絵本です。


<一昨日の夜に読んだ絵本>
くまさんのいす (講談社の創作絵本)「くまさんのいす」
物語はくまさんのイスが豪快に壊れる場面から始まります。イスが壊れてしまったので、イスを作る木を探しに出かけるのですが、なかなか見つかりません。良さそうだと思うたびに、森の動物達から「まって~!」と声がかかるのです。そのたびにくまさんはペコペコペコペコお辞儀をくり返します。そんな腰の低いくまさんがなんともいい味を出している絵本です。

まってー!わたしのうちをこわさないで! くまさんのいすが、こわれました。 新しいいすをつくろうと、森へ木を切りに行くくまさん。 でも、おのをふりあげるたびに「まってー!」という、動物たちの声が。 すっかりくたびれたくまさん、新しいいすはできるのでしょうか? 読みきかせに最適!大人気作家の共作です 。

まっくろネリノ (ガルラーの絵本)「まっくろネリノ」
まっくろネリノの家族は、とうさんとかあさん、それから兄さんが4人。とうさんとかあさんは毎日えささがしで忙しく、きれいな兄さん達はまっくろなネリノと遊んでくれません。それでいつも、ネリノはひとりでじっとしているのでした。そんなある日、兄さん達が行方不明になってしまうのです。
ちょっぴり寂しい感じですが、最後にはちゃんといい感じで終わります。パステルをとても効果的に使って描かれた絵が美しいです。

まっくろネリノは、兄弟の鳥たちにも仲間はずれにされますが?

なかよしこぐままんなかに (絵本の時間)「なかよしこぐままんなかに」
けんかばかりしてるクマの兄弟、くまやとくまふ。あんまりケンカばかりするので、お母さんが二人の間に線を引きました。「こっちがくまやで、そっちがくまふ。せんからでちゃだめ。けんかするから!」と言ってお母さんは出かけてしまいます。しばらく家の中で遊んでいたのですが、家の中がめちゃめちゃになってしまったので、二人は線をのばして外へ出て行きます。線を引きにくいところも二人で協力して、線を引いていきます。どんどんどんどん。ケンカしてたはずなのに、いつのまにか仲良く線を引いている二人。線を引くこと自体が遊びになっているのが、微笑ましいです。はたこうしろうさんの絵がとてもかわいらしいです。はたこうしろうさん率高いな~(笑)

くまやとくまふは、ふたごのこぐま。そっくりなのに、いつもケンカばかり。「ここからでないで」あいだにせんをひきはじめたら - - - 。
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