2009-10-24

＜昨日の夜に読んだ絵本＞
「よるくま」
息子が一番好きな絵本なので、またもや登場。ほんとによく読みます。初めて「よるくま」の絵本に出会ったときは、まだ独身のときだったので、まさかこんなにも読み続ける絵本になるとは思いもよりませんでした。

男の子がベッドでお母さんにお話します。「ママ、あのね、きのうのよるね、かわいいこがきたんだよ」――。そのかわいい子とはくまの子、名前はよるくまです。よるくまは、自分のお母さんを探しに男の子を訪ねたのでした。 　男の子は一緒に、お母さんを探してあげます。どこに行ったのかな。お買い物？　公園？　二人は夜の町をさまよいます。もしかしたら、もう家に戻っているかもしれません……。

＜一昨日の夜に読んだ絵本＞
「アニーのちいさな汽車 」
たちもとさんの絵がとてもかわいらしい絵本です。アニーは、お誕生日にパパに作ってもらった汽車をひいて、森へ出かけました。そして、森のみんなからステキなお誕生日プレゼントをもらうのです。帰るころには、アニーの汽車はプレゼントでいっぱいになっています。心温まるすてきなお誕生日の絵本です。

プーカの４号で好評を博したコロボックルさんの「アニーのちいさな汽車」が単行本になりました！　その内容は、こぐまのアニーが、汽車の車掌を務めるお父さんにあこがれて、おもちゃの汽車をもって散歩に出かけるというもの。

「うさこちゃんとゆうえんち」
息子はミッフィーも大好きで、時折思い出したように読んでほしいと持ってきます。ブルーナさんの絵本は、なんだかのんびりとしてて、やさしさにあふれているので、読んでいるこちらもとても心地よいです。「うさこちゃんとゆうえんち」はゆうえんちとタイトルが付いてますが、出てくるものはブランコ、つりわ、てつぼう、きのぼり、滑り台、シーソー。どう見ても公園です。でも子供になじみのあるものが沢山出てくるので、小さい頃からとても喜んで読んでいました。

うさこちゃんは遊園地でなにをしてあそんだでしょうか。ブランコや鉄棒、すべり台、まだまだありますよ。

＜一昨昨日の夜に読んだ絵本＞
「ちいさいタネ」
秋、強い風が吹くようになると、花のタネたちは風に乗って、遠くへ運ばれていきます。
飛び出したたくさんのタネのなかに、とくべつちいさいタネがひとつ。ちいさいタネはなかまと一緒に飛んでいきます。タネたちは旅の途中で、太陽に焼かれ、氷の山に落ち、海に落ち、砂漠に落ち、どんどん仲間が減ってゆきます。風がやんで地面に落ちても、鳥に食べられ、ねずみに食べられ、人に踏まれ･･･ほんとに苦労続き！ちいさなタネが頑張って旅を続け、成長していく姿に思わず頑張れーっと応援したくなります。
風にのって旅に出るタネ。うけつがれる命のすばらしさを、小さなタネのぼうけんにたくして、あざやかなコラージュで描きます。

「ちいさなふるいじどうしゃ」
「もりのなか」等でおなじみのエッツの絵本です。エッツだし絵はかわいいんですが、内容がすごいんです。読んでるうちに「えー？ええーっ？！」ってビックリしちゃう内容。
わがままで言うことを聞かないちいさなふるいじどうしゃのお話で、このじどうしゃが走っていると、カエルだったり、ウシだったり、道をふさぐものが出てきます。その度に「すぐに道をあけるから待ってください」と言われるんですが、小さな古い自動車は「おまえらを待ってるのなんかいやだ！待っててなんかやるもんか！」っとガンガン蹴散らして走ってゆくのです。アヒルやウサギ、果てはおばさんまで！みんな跳ね飛ばして笑ってゆくのです。ウシなんて角が折れちゃったもの。ひどすぎる！（笑）そうして、最後には機関車にも…。衝撃的な結末なのですが、それが淡々と処理されちゃうのもすごい。なんだか色々すごい絵本なんですが、読後感が悪くないのが不思議です。

小さな古い自動車は、きかんぼうです。運転手を置き去りにして走り出し、途中で出会うカエルやウサギやアヒルをけちらし、 牛や女の人まではねとばして進みます。でも、大きな黒い機関車に 体当たりしたところ…。

＜昼間に読んだ絵本＞

「カバローの大きな口」
「カバローの口はでっかいぞ。でっかいからひみつがしまっておけない」。こんな悪口を聞いてショックを受けたカバローは、しゃべりすぎないようにいろいろな方法を試すことにします。おやつをぽいぽいほおばったり、お出かけしないようにしたり、耳をおさえて聞かないようにしたり。でもなかなかうまくいきません。

カバローの口から出てくるもので、ともだちが笑ったり泣いたり・・・。カバローの口って、人気者？　嫌われもの？

タグ：酒井駒子 colobockle（たちもとみちこ） ディック・ブルーナ エリック・カール マリー・ホール・エッツ 戸田和代 荒井良二