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2010-02-05 [日記]

一昨日の夕方から息子が熱を出していて、幼稚園お休み中です。マイコプラズマかな~っと言われ抗生剤を飲み始めたとこです。効いてくれるといいなあ。昨日は風邪ひいてるから早く布団に入ったので、絵本は多めの4冊。

<昨日の夜に読んだ絵本>
おうしのアダムがおこりだすと「おうしのアダムがおこりだすと」
近くの書店のバーゲンブックスのワゴンにあった絵本です。リンドグレーンだし、絵も悪くないし、なぜこんなところに…。バーゲンブックスのワゴンを見つけると、いろんないきさつでワゴンにやってきた絵本たちが不憫に思えて泣きそうになるので、保護とか救済とか、なにかしらの理由をつけて持ち帰りたくなるのです。せっかく絵本として生まれたのだから、読んであげないとかわいそうだ…なんて思うので、困ったものです。そうしてどんどん絵本が増えてゆくのです。

スウェーデンののどかな農村のお話です。おうしの名前はアダム・エンゲルブレクト。読みづらい名前で苦労しますが、きっとスウェーデンらしい名前なのでしょうね。うし達の世話をしている人はスベンソンさん。他のスウェーデンの本にスベンソンさんという人が出てくるので、息子と2人で「スベンソンさん」って同じだね~っと言い合いました。きっとスウェーデンではよくある名前なのかなっと、息子と2人で思いをはせました。読みづらい外国の名前を日本語で分かりやすい名前に訳をかえている絵本も多いですが、私は読みにくくてもその国らしさが感じられる名前を残してくれているほうがいいと思います。名前は何度も読んでいると慣れるものだし、その国の雰囲気を感じることが出来るからです。だから読みにくい名前がたくさん出てくる絵本って、けっこう好きだったりします。この絵本も随所に北欧の雰囲気が感じられる良い絵本でした。

むかしむかしのイースターの日、大きなお牛のアダムが、突然おこってあばれ出しました。村中の人びとが集まる中、アダムをおとなしくさせたのは、小さな男の子のカッレでした…。リンドグレーンの約50年前の作品です

ロンパーちゃんとふうせん「ロンパーちゃんとふうせん」
街でもらった風船が飛んでいってしまわないように、お母さんがスプーンをくくりつけてくれました。風船は天井まで浮き上がることもなく、床に落ちることもなく、ちょうどロンパーちゃんの目の高さでプカプカ浮かんでいます。それがとてもかわいらしくて、うらやましくて、わが家でもスプーンをくくりつけたことがあるのですが、なかなかちょうどいい感じにはなってくれませんでした。プラスティックのスプーンくらいなら浮かぶのかしら?
酒井駒子さんのとてもステキな絵本です。駒子さんの絵本の中でも好きな絵本です。ロンパーちゃんがかわいらしくてかわいらしくて。ほんとにたまりません。

小さな女の子ロンパーちゃんは、お母さんと街に出かけて黄色いふうせんをもらいました。友達のようにとても大切にしていたのに――。「よるくま」シリーズで大人気の作家が描く愛らしい絵本。 2003年3月刊。

こいぬ、いたらいいなあ (おかしきさんちのものがたり)「こいぬ、いたらいいなあ」
いつもにぎやかな、おかしきさんちのシリーズです。男の子4人の兄弟だと、こんな感じなのかな~っと面白いです。きっとお母さんの声なんて聞こえなさそう。一人っ子の息子にはちょっと分かりづらい感覚かと思いますが、それなりに楽しく読んでいます。はたさんの絵がとてもかわいいです。

けんかが絶えない4人の兄弟。でも、4人のきもちはひとつ。「子犬を飼いたい!」「犬なんて無理」と言うお母さんに、4人のきもちは届くのでしょうか? おかしきさんシリーズ第2弾、親と子の本音がリアルに描かれています。

「おおきな おおきな おおきなかぶ」
トルストイのあの有名なお話にヘレン・オクセンバリーが絵を描いた絵本です。ヘレン・オクセンバリーが初期に手がけた絵本なので、後の絵本とはずいぶん絵柄が変わっています。味のあるペン画に色鉛筆で色がつけてあって、とてもいい感じです。画像がないのが非常に残念です。

おじいさんの植えたかぶが、大きく大きく育ちます。 そのかぶをぬくために、おばあさん、孫娘、いぬ、ねこ、ねずみまでもが、次々畑へ呼ばれます。 みんなで力を合わせて、ひっぱって、ひっぱって、ひっぱると―。 ロシアの昔話を、イギリスの絵本作家オクセンバリーが絵本化。 登場人物の性格や、頼む側・頼まれる側の心理を、ユーモアたっぷりに描き出しています。 幼児から大人まで「絵を読む」ことをたのしめる絵本です。


<今日のお昼寝前に読んだ絵本>
ビロードのうさぎ「ビロードのうさぎ」
お昼寝前に息子が選んだ絵本です。うさぎの絵本を読むからと、うさぎさんも一緒に布団に入りました。お話はじんわりと心に沁みるいいおはなしです。ついつい母が涙ぐんでしまって言葉に詰まります。息子にも大事にしているおもちゃやぬいぐるみがたくさんあります。とても仲良しのぬいぐるみもたくさんいます。彼にとってはすでに「ほんもの」になっているだろうぬいぐるみのお友達。この先、大きくなってぬいぐるみに興味を示さないときがくると思いますが、そんなときにこの絵本のことをチラッと思い出してくれるといいなあと思います。
とてもいい絵本です。酒井駒子さんの絵が、ほんとにすばらしいです。

ある日、ぼうやのもとにやってきた ビロードのうさぎ。 たくさんのおもちゃにかこまれて 部屋のすみで小さくなっていたうさぎは 「子どもに愛されたおもちゃは いつかほんものになれる」 ことを知ります。 やがて、ぼうやといっしょにすごすようになった ビロードのうさぎに まほうがおとずれて…。
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