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ここ2~3日で読んだ絵本 [日記]

ウィンクルさんはいつもひとりぼっち。友だちもなく、魚もあまり捕れず、話し相手はえさを食べに来るかもめだけでした。いつもかもめにえさをやっているウィンクルさんのことを仲間の漁師は笑っていました。
そんなある日、魚がぱたりと捕れなくなりました。漁師たちも市場のおかみさんたちも、魚屋もトラックの運転手も、みんな仕事がなくなってしまいます。えらい学者にも原因は分かりません。みんながあきらめていたなか、ウィンクルさんだけは、毎日漁に出かけていくのでした。いつかかならず、魚が戻ってくると信じていたからです。心やさしいウィンクルさんがとてもステキです。絵もほんとに素晴らしくて、一目ぼれでした。
この絵本は、訳者のふしみみさをさんが古本で出会って以来ぞっこん惚れこんで出版にいたったんだそうです。私も絵を見た瞬間、ぞっこん惚れこみましたよ。1960年くらいの絵本なんですが、古くささを全く感じさせません。すごいステキ!かなり大好きな絵本です。お話も読後感がよくてとてもいいです。
魚がぱったりとれなくなってしまった,ある港町.原因もわからずみんな大弱りです.そんななか,ウィンクルさんだけは,毎日おんぼろの船で海へ出つづけました.ある日,しきりに鳴くカモメのあとを追っていくと…….ユーモアあふれる人間描写,大胆な海の絵が印象的な,1961年ケイト・グリーナウェイ賞受賞作

あさたろうとお父さんの再会から始まるその5。感動の再会でもう少し引っ張るのかと思いきや、あっさりと別れ、また旅に出るあさたろう。さらりとしててなかなか良いです。
今回登場する。「そばがきげんえもん」というお侍ですが、語尾に「ちょっ」っというのがつくんです。なんにでも「ちょっ」っとつくのが面白いです。どう読んでも不自然で変なんですもの。そりゃ子供も大喜びです。うちの子は語尾が変な人がほんとに好きだわ。大ウケです。
最後に「ちょっ」っていうのを真似しちゃう、にんにくのにきちも憎いです。面白い。
浪人そばがきげんえもんと彼を追うとうがん組。げんえもんの財布を盗んだとちのみこぞうが、あさたろうの相棒にきちの、昔の盗人仲間だったことから話は意外な展開に……。

雪の日に、こごえて動けないシジュウカラを助けたキップコップ。家につれて帰って看病することにします。そのシジュウカラから仲間のシジュウカラにもくるみを届けてほしいと頼まれたキップコップは、雪の中を出かけていきます。
やさしいキップコップ。とてもかわいらしいです。ほんとにステキな絵でほうっとため息。でもキップコップは木の実だから、油断してるとシジュウカラに食べられてしまうのでは・・・?なんて、いらんこと考えたりしました(笑)
「仲間のシジュウカラにくるみを届けて!」とたのまれたキップコップ。けわしい雪のなか風がつよくてなかなか進めません。がんばれ、キップコップ!
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