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立本倫子さん個展と読書記録 [日記]

Pooka+―立本倫子colobockle apartment土曜日は 立本倫子さんの個展に行ってきました。ほんとは今週末のサイン会に行きたかったんですが、用事があっていけないので、急遽行ってきました。内容は立本さんのこれまでされてきた、いろんなお仕事の紹介って感じでした。ラフスケッチなんかも展示されていて、興味深かったです。ラフスケッチと完成絵本を見比べられるなんてすごい贅沢!楽しかったです。「Pooka+―立本倫子colobockle apartment」もとても良さそうでした。

<ここ最近の夜に読んだ絵本>
ぼく おかあさんのこと…「ぼく おかあさんのこと…」
ぼく おかあさんのこと・・・キライ!ねぼすけで日曜日の朝はいつまでもいつまでも寝てるし、ドラマばかりみてマンガみせてくれないし、すぐ怒るし・・・。こんな感じで続くのですが、うちは母さんはいつも早起きだし、ドラマも見ないし、子供と一緒にアニメとか見てるし(笑)「かあさんは全然違うもんね~」って息子に言われました。母を否定するような言葉が続いたので、必死にフォローいれようとしてくれてるのが微笑ましかったです。ありがとう息子。

お母さんなんか嫌い!だって,お休みの日はいつまでも寝てるし,「はやく,いそいで!」って言ってばかりだし。それに……。

ゆきがふりはじめたら (世界の絵本)「ゆきがふりはじめたら」
雪がちらついたりと寒い日だったので、雪の絵本にしました。雪が降り始めたら、子供は大喜び。でも森の動物達は、それぞれに冬支度を始めます。いそいで巣穴にこもる動物達。でも子供は家にじっとなんてしてられない。ドキドキワクワクな雪の日の絵本です。絵がとてもかわいらしいです。

雪がふりはじめたら、どうする? ねこは窓辺に、がんは南へ。 うさぎは巣の穴に。 森のなかまはおおいそがし。 きみは、どうする?

ゆきのはな (PHPにこにこえほん)「ゆきのはな」
次の日も寒かったのです、またまた雪の絵本にしました。立本倫子さんの絵本です。とても詩的で静かな美しい絵本です。最後にはぽっとあたたかくなるお話です。

ふわり ふわり。夜の静かな森に雪の妖精たちが舞い降りてきて、草花や木々、鳥たちに真っ白な雪ぼうしをかぶせます。窓からみえる家の中には、夢でくすくすわらう男の子と女の子の幸せそうな顔が並んでいます。ふたりが目覚めると、外は一面雪景色。そこへ、くまくんとうさぎさんとはりねずみくんがやってきて、「あ・そ・ぼ」と声をかけます。しばらくすると……、ふわり ふわり。再び雪の妖精たちが舞い降りてきました。妖精たちとみんなは一緒に雪だるまを作ったり、おにごっこやかくれんぼをして遊びました。ところが、次の朝になると、昨日まであったゆきだるまが消えていたのです。みんなの目には涙があふれました。ぽつり、ぽつりと涙が地面に落ち、そこにできた水たまりには、小さなふたばがかおを出していました……。 コラージュの独自の画法が、素敵な雪の世界を創ります。見ているだけで心が温まり優しい気持ちになれる冬の絵本。

おとうさんをまって (こどものとも絵本)「おとうさんをまって」
よく読んでほしいと持ってくる絵本です。この本は出稼ぎに出かけてしばらく戻らないお父さんを待つ男の子のお話です。でも辛気臭かったりとか全然なくて、とても気持ちの良いお話です。スズキコージさんの絵もとてもステキ。季節的にもピッタリ。私が特に好きなのは久々にお父さんが帰ってきて一緒に家へ帰るときの

おとうさんの オーバーって いいな、とおくから  かえってきたときは、きしゃの けむりの  においがするんだよ。

というくだり。男の子のお父さんに会えてうれしいという気持ちがじんわり伝わり、とてもあたたかな気持ちになります。

お父さんは、遠くに行って、しばらく帰りません。お父さんの乗った汽車を見送ったぼくは、おもちゃ屋で偶然汽車のおもちゃを見つけました。お父さんの汽車と重ね合わせて、毎日おもちゃ屋に汽車を見にいくようになりました。時がたつにつれて、おもちゃの汽車の背景は次々と変わり、やがて雪景色に……。お父さんを待つ男の子の切ない気持を静かに描きます。 

つみきくん (絵本のおもちゃばこ)「つみきくん」
とてもかわいらしい絵本です。積木が自らの足で歩いていくというのも面白い。海を越えて、どんどん歩いていきます。この絵本を読んだあと積木で遊ぶと、もっと積木と仲良くなれそうな気がします。お誕生日プレゼントに積木と一緒にプレゼントしたりしてもいいかもしれないですね。

つみき工場をはりきって出たつみきくん。 うみをわたり、こねこを助け、街をわたって、坂道をくだり・・・。行き先は――。

おばけがこわいことこちゃん「おばけがこわいことこちゃん」
うちの子のお気に入りの絵本です。おばけがとてもこわいうちの子にぴったりの絵本です。この絵本に出てくるおばけの「ドロン」。とってもかわいいおばけなんです。息子がとても気に入っていたので、ずいぶん前になりますが適当な布で「ドロン」を作ってあげたのです。そしたらとても気に入ってくれて、それから毎日かかさず一緒に寝るようになりました。旅行に行くときもどんなときも、よるくまちゃんとドロンはかかせません。最近はもっとくたびれた感じかも(笑)08-10-07_19-34.jpg

こわがりのことこちゃんは、おばけがこわくて、夜、ひとりでトイレに行けません。だから、おねしょをしてしまいます。そんなことこちゃんが、ある日、おばけの人形をひろいます。その人形に「ドロン」と名前をつけたことこちゃんは、勇気を出して、ドロンと一緒に夜のトイレに行ったのですが……。

リコちゃんのおうち「リコちゃんのおうち」
酒井駒子さんが最初に描かれた絵本です。明るい色合いで描かれていて、今とはずいぶん雰囲気が違いますが、この絵本もとてもいい絵本です。ちょっとイジワルなんだけど、やさしいお兄ちゃんと妹のお話です。かわいらしいお話です。兄妹の様子が微笑ましくてとてもよい絵本です。お人形遊びの好きな息子は、リコちゃんの作るダンボールのおうちがうらやましいようで、ダンボールがほしい!っとしばらく言い続けます。

リコちゃんは、ぬいぐるみや人形で遊ぶのが大好き。小さいときにだれもがやっていたダンボールのおうち遊びが、かわいいお話の絵本に。


<昼間に読んだ絵本>
赤いぼうしのタルレーナ(かわいい小人のお話)「赤いぼうしのタルレーナ(かわいい小人のお話)」
フィンランドからやってきたステキな絵本です。サンタの国からやってきたクリスマス小人のタルレーナと、タルレーナを助けてくれたマクシマイネンさんというやさしいおばあさんのお話です。少し長いお話ですが、細かく章に分かれているので、読みやすいと思います。

タルレーナはサンタの国でお手伝いする5001人の小人のなかの一人。でも森で迷子になりました。助けてくれたおばあさんの家には、家の守り神の小人や妖精もいて楽しく遊びますが、クリスマスはもうすぐ。タルレーナは、無事サンタの国へ帰れるでしょうか?

出ておいで森のようせい(タルレーナと友だち)「出ておいで森のようせい(タルレーナと友だち)」
タルレーナのシリーズの第2弾です。前回の「赤いぼうしのタルレーナ(かわいい小人のお話)」はクリスマス前のお話でしたが、今回はクリスマス後、冬~春になる前のお話なので、今時期読むのがピッタリだと思います。とてもかわいらしい絵本です。

まいごになったとき助けてもらったおばあさんの家へ再び遊びにきた、サンタの国のタルレーナ。でも、大好きな友だち、青い妖精シニシーピが行方不明。友だち思いのタルレーナは森の動物たちとシニシーピを必死に探します。小人のタルレーナのお話、第2弾。

くまのベアールとちいさなタタン とまりにおいでよ (ママとパパとわたしの本)「くまのベアールとちいさなタタン とまりにおいでよ」
べアールとタタンのシリーズです。あいかわらずはたこうしろうさんの絵がとてもかわいらしいです。強い風の表現とか、パステルで描かれたような絵が目を引きました。絵本によっていろいろ表現方法を変えておられるのが興味深いです。

きょうの夜は、嵐がやってきます。ベアールとタタンの家に、うさぎのララとトビーがとまりにくることになりました。
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