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nakaban展「this far land」 [アート系展覧会]

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nakaban展「this far land」

場所:ガーディアンガーデン
〒104-0061 東京都中央区銀座7-3-5
リクルートGINZA7ビルB1F
会期:2011年5月23日(月)~ 6月9日(木)
12:00p.m.-7:00p.m.予定 日曜休館 入場無料
※節電のため、開館時間に変更の可能性があります。

[イベント]
『solo』(live drawing performance)
2011年5月27日(金) 7:00p.m.-8:30p.m.(予定) 
入場無料
ご予約は不要です。お気軽にお越しください。
アトリエにいるような雰囲気の中で、即興で生まれる作品の数々。
会場に流れる音楽とともにお楽しみください。

nakabanは、雑誌や書籍の挿絵や絵本を数多く手掛け、近年アニメーションも制作し、幅広い活躍をみせています。鉛筆画、油彩画、版画、コラージュ、立体等様々な手法で意欲的に作品を発表しています。「いろんなテーマから離れても残るものに興味がある」と彼は話しますが、表現方法は違っても、どの作品にも共通してノスタルジックな香りが漂い、見るものを物語の中へと誘い込む魅力があります。
今回の個展では、木炭紙(500×650㎜)に描いた油彩作品を発表します。油絵具は使わずに、色鉛筆をテレピン(油絵を描く時に使う液体)でのばして描きあげた手法です。これまでA4より小さいものを中心に描いてきた彼にとっては、このサイズで描くことは新しい挑戦です。また、最近デジタルデータにして印刷物や映像にすることが多い中で、よりリアルな絵を楽しんでもらいたいという意図があります。
手の赴くままに描き、描いた絵が、自分にどんな影響をもたらすか、その様子を客観的に観察しているnakaban。描くことよりも、むしろ描いた後に得られる反応を楽しんでいるようなところがあります。「this far land」というタイトルから生まれてくる作品の数々を、ぜひ会場でお楽しみください。

展示によせて
絵は二つの現実の産物と言えます。
もともと存在する現実と、絵描きがつくりあげた現実と。
その二つがこすれあうと、旅情という香気を発します。
訪れた事がないけど、あるような場所とか。
食べた事がないけど、味を知っているようなフルーツとか。
抽象画の小さなひし形の文様の中にも旅情があると思います。
最終的には一本の線にも旅情有り、かな。

でも本当は旅情というものは、言葉から連想しがちな旅の高揚や懐かしさとは違い、むしろ、不安でさみしく、冷たいものなのかもしれません。
絵に向かう時、そんな事を考えたりもします。

nakaban
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カレル・ゼマン展 トリック映画の前衛 -チェコ・アニメ もうひとりの巨匠- [アニメーション]

img1145i1305_1.jpgカレル・ゼマン展 トリック映画の前衛 -チェコ・アニメ もうひとりの巨匠-

会期:2011年6月14日(火)~7月24日(日)
場所:渋谷区立松濤美術館
開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
毎週金曜日は午後7時(入館は午後6時30分まで)
※東北地方太平洋沖地震に伴う節電対応の為、開館時間を午前10時~午後5時(入館は午後5時30分まで)
 金曜日は午後6時(入館は午後5時30分まで)変更しております。
 電力供給状態により、今後開館時間が変更になる場合があります。詳細はお問い合わせください。

休館日:6月20日(月)、27日(月)、7月4日(月)、11日(月)、19日(火)
入館料:入館料:一般300円(240円)、小中学生100円(80円)
※( )内は団体10名以上。土曜日は小中学生無料・障がいのある方は及び付添の方1名無料

講演会:6月18日(土)午後2時~
「カレル・ゼマンの映像テクニック」講師:山村浩二氏(東京藝術大学大学院教授、 アニメーション作家)
※予定されていたルドミラ・ゼマン(カレル・ゼマン長女)氏は震災の関係で来日中止となりました。

担当学芸員によるギャラリートーク:6月24日(金)、7月9日(土)、7月21日(木) いずれも午後2時~
美術映画会:6月25日(土)、7月10日(日)午後2時~ 
本展出品作品の長編アニメーションをホールにてDVD上映いたします。

カレル・ゼマン(Karel Zeman 1910-1989)は、人形アニメーションや絵本で人気の高いイジー・トゥルンカ(1912-1969)と並ぶチェコ・アニメーションを創設した、代表的作家のひとりです。ゼマンは第二次世界大戦中、チェコ・アニメーションの発祥地・ズリーンを拠点に制作を開始しました。そして、ジュール・ヴェルヌの原作をもとに、銅版画から着想した斬新な映像を展開した『悪魔の発明』(1958年)をはじめ、切り紙やガラスなどを使いさまざまな工夫をこらした映像を作り出し、トリック映画の巨匠となったのです。 本展は、ゼマンの創作活動の全容をたどろうとする、日本で初めての回顧展です。遺族が所有している映画の原画や使用された人形とともに、制作過程の一端を知ることができる貴重な資料や絵コンテなどを展示いたします。同時に『悪魔の発明』や『クリスマスの夢』『プロコウク氏映画制作の巻』などのアニメーション作品をDVDによって上映し、ゼマンの世界をご紹介します。どうぞお楽しみください。
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